日本では地震や大雨による土砂災害など様々な災害が過去に起きています。そもそも国土の位置や地形などから、災害が起こりやすい国とも言われる日本。さらに地球温暖化が気象災害の被害を大きくしつつあります。
第1問 1985年~2018年の期間で、日本で 最も多く発生した自然災害 は次のうちどれでしょうか。
正解
不正解
正解は台風

1985年~2018年の間に日本で発生した自然災害の件数の割合を見ると、台風が最も多く57.1%、続いて地震が17.9%、洪水が14.7%となっています。

出典:中小企業庁「2019 White Paper on Small and Medium Enterprises in Japan」

第2問 上記と同じ1985年~2018年の期間で、日本で 最も被害額が大きい自然災害 は次のうちどれでしょうか。
正解
不正解
正解は地震

1985年~2018年の間に日本で発生した自然災害の件数では、台風が最も多く、被害額では広い地域に大きな被害をもたらす地震が最も多くなっています。

出典:中小企業庁「2019 White Paper on Small and Medium Enterprises in Japan」

地球温暖化によって気象災害が増加?

現在、日本では大雨による洪水が起きたり、海外では干ばつが起きたり、世界で様々な気象災害が起きています。気象災害は自然現象だから、止められないと思うかもしれません。しかし、実は地球温暖化が気象災害を大きくすると言われています。
集中豪雨が起きるのは地球温暖化のせい?

残念ながら、地球温暖化をすぐに止めることはできません。これから私たちは、異常気象が起きても被害を最小限に抑え、対応できる社会づくり(適応策)が必要です。

「いつかやる」は後悔の源!今から災害に備えよう

きちんと災害の備えをしておくことが、もしもの時の生死にかかわります。
皆さんは次のことができていますか。

①まずは知る!
自宅や学校、会社など、皆さんがよく行く場所ではどのような災害が起こる可能性がありますか。地域のHPや、国土交通省が出しているハザードマップで調べ、災害が起こった時の避難場所と避難ルートを確認しておきましょう。

過去に災害の被害があった地域では、災害の記憶を後世に伝え残すために独自の取組をしている地域もあります。

桜ライン311
2011年の東日本大震災で、津波の被害にあった岩手県陸前高田市では、津波の最大到達地点に桜を植える活動をしています。桜を人の手で育てていくことで、災害を忘れず、春が来るたびに記憶が呼び起こされることを願って、17,000本を目標に植樹しています。

②防災グッズをそろえる!
災害にあい、避難生活をしなければならない状況に備えましょう。防災グッズは最低3日分、大規模災害の時は1週間分の量を用意するとよいと言われています。
政府で用意するべき防災グッズのリストを公開しているので、活用してみてはいかがでしょうか。
災害の「備え」チェックリストー首相官邸

③家族との安否確認方法を決めておく!
災害が起きると、なかなか電話やインターネットが使えない状況になる可能性があります。家族とばらばらになったら、どのように連絡を取るか、どこで会うか決めておきましょう。

災害伝言ダイヤル「171」
:災害時に「171」に電話をかけて伝言を録音できます。
災害用伝言板:NTTdocomoが提供するアプリ「災害用キット」にある「災害用伝言版」は、災害時に現在の状態を選択し、100文字以内のメッセージを送ることができます。

まとめ

気象災害をなくすことはできません。実際に災害にあった時に冷静に対応するには、しっかりと準備をしておくことが大切です。

RECIPE×SDGs

地球温暖化の適応策として、防災の他にどのような策があるでしょうか。また、世界に目を向けた時、すべての国で適応策に取り組めるでしょうか。

様々な気候変動の適応策
気候変動によって、様々な異常気象が起きるため、適応策も防災だけではありません。熱中症予防や、高温・乾燥地域でも育つ作物の開発など、様々な対策があります。

途上国により深刻な影響が及んでいる
地球温暖化の主な原因である温室効果ガスは、産業革命後の先進国が主な排出源となっています。しかし地球温暖化は、先進国よりも防災の体制が整っていない国や地域で、より深刻な被害をもたらします。NGOオックスファムによると、過去50年間の気候変動による災害や異常気象の死亡者は、91%が発展途上国の方でした。